社歌について。
当社では節目の行事の際などに、年に4~5回程うたう機会があります。
シンプルかつ軽快なメロディーで、『♪誰もが願う明日のしあわせ、生きる喜びかみしめながら~』
地元商店街に活気があった昭和の全盛期に、幸せ循環で地域貢献をしてゆくというタゼンのメッセージ兼イメージソングとして作られました。
亡くなった先代が、常々嬉しそうに歌っておりました。
3年前、この社歌を新たに吹替えしてくださった歌い手の方との交流を機に、毎朝ストレッチをしながら口ずさむようになりました。
一日の始まりに、自分が〝しあわせであること〟にしっかり基軸を合わせてゆくこと。
今置かれている状況の中で、意識的に幸せを選択できる強さ、幸せを生み出せる力は、先の見通せない激変只中のこの時代に、日々を生き抜いてゆくとても大切なスキルであると感じています。
毎日の生活が、目の前の対応に追われがちになっていても、一呼吸おいてぐるりと周りを見渡すこと。微細な心の働きであっても自分の心から、腹の底から大事だと思えることにポイントを合わせて行動してゆくことは、頑な現場の古いしきたりや上意下達的な硬直的関係性には染まらない、真に自由な文化や社風を培っていく機会にもなります。
また、意識的に自分を慈しみ、いたわる心のゆとりは、多様な違いを活かし合える寛容な社会へと、新たな方向の道筋を見出してゆくようにも思います。
起きてくる様々な課題や問題への対応力を日々養いながら、その試練や学びを生きる糧にして超えてゆく、しなやかな強さを身につけてゆきたいと思います。
〝空気を読む〟ことから〝空気を作り出してゆく〟『♪豊かな心と汗が輝く~明るい暮らしを~届けるタゼン』タゼンのうたのように。