今、世界中を席巻しているコロナウイルスや細菌等も、微生物の仲間に分類されています。
空気中や体内に無数に存在して入る菌類。
人間にとって、
①良い働きをする「善玉菌」
②嫌な働きをする「悪玉菌」
③この二つの働きの優勢な方に加勢する「日和見菌」
この①②③の割合が2:1:7(空気中と体内も同じ割合)が、バランスのとれた状態だと言われています。
まるでリアルな人間社会を連想してしまいますね。
しかし、彼らの重要な働き無くして人間も存在せず・・・。
まさに地球上の生態系を司っている微生物なのです。
そう考えると、今盛んに言われる除菌・抗菌というのはどうなのでしょうか。
ちょっと視点を変えてみて、助菌・好菌をベースに、彼らと穏やかな共存関係を築いていくことが、私たち人間の心身の免疫機能に大きく貢献してくれるのではないでしょうか。
日本の伝統的保存食である、味噌・醤油を筆頭に、微生物の恩恵の賜物である発酵食品が最近見直されてきているのは、自然な流れかもしれませんね。
タゼンでは“発酵”をキーワードに、「社長一家の手作り味噌」を特別な機会に贈呈させて頂いております。
15年ほど続けている杉樽仕込み味噌は、米糀造りを主に、大豆の種まきから豆の選別まで徐々に関わらせていただき、今ではすっかり社長一家のライフワークです。コロナ禍だからこそ、微生物の働きを見直し、皆さまとともに発酵食を楽しんでいきたいと思います。