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タゼンのいいな 阿波藍の本藍染めについて

  • 2022/11/02

2011年1月タゼン本店2 Fのスペースで、『伝統と未来の超合』をテーマにしたアート展を開催しました。その時に展示した阿波藍の濃淡が醸し出す壮大なスケールは、11年経った今でもその時の深い印象を残しております。本店の表看板に映る御銅師がまとう衣は、同じ本藍染職人の染めによるものです。精妙な伝統技術に裏打ちされた風合いは、品格を感じさせます。

今回は、タゼンのアカガネの伝導を意識しながら、タゼンのいいなコーナーで取り扱わせていただく「本藍染手ぬぐい(阿波藍)」を通して、未来に繋げてゆきたい〝いのちの輝き〟をお伝え出来ればと思います。

藍染めは、たで藍を育てることから始まり、発酵による染色技術は、自然の微細なはたらきと呼応しながら、どれひとつとっても同じものはないそうです。効率とは無縁の経験に裏打ちされた作業技術。今年は夏場の天候不順で、カビが発生しないよう職人のご苦労があったようです。それは、化学染料の安価で便利で手軽なものに慣れ親しんだ私たちが、綿々と続く手しごとの奥深さの一端に触れさせていただく機会ともなり得ます。

タゼンの銅(あかがね)とも通底する「懐かしい未来の真商品」。次世代に繋げていきたい〝いのちの輝き〟は、人間の手と自然との対話から織り成される、しなやかな心の在り方と生き方がもたらすともいえるのではないでしょうか。

「本藍染手ぬぐい」は、「ありがとう地球」と「地球とともに」の2種類、縦・横と合わせて4バージョンございます。展示用には、タペストリーとボードに仕立てましたので、最寄りの店舗をお通りの際は、気軽にご覧いただければ幸いです。

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