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社内報「絆」より「多支点への備え」

  • 2024/03/07

これからご紹介するコラムは、タゼン社内報「絆」として、年4回(新春・春・夏・秋)社員・協力業社・各メーカーさまに向けて発行されたものです。

「絆」の表紙原稿・格言集に関するコンテンツは、企画提携会社000プレナム株式会社様より、オリジナルで出していただいております。

『多支点への備え』

旧年中がどのようであっても、この日だけは、良い年への願いを新たにし、言祝ぎのひと時を持つことが、日本に住む私たちのかけがえのない機会である元旦。その元旦に能登半島で、地震と津波により珠洲市でのほぼ壊滅的な瓦解や、千年以上の歴史を持つという日本の三大朝市の一つである輪島朝市通りの焼失、半島全域に渡る大きな被害が発生しました❤️さらに翌二日に、日本航空の旅客機が、救援に駆けつけようとしていた海上保安庁の航空機と衝突し、炎上するだけでなく、海保機の5名の乗員の方が亡くなりました。起きたことのないような事故の映像が日本中の人々の目に焼きつきました❤️そのような中ですが、正月二日は全国的にも知られる「仙台初売り」。当社も一同、克己勉励させていただきました。東日本大震災の経験のある私たちは今年も、変わらず恒例の催しを開催させていただけることの有り難さを、噛みしめずにはいられませんでした❤️今日明日、何が起こるかわからないことが、ますます誰にも明らかになっている自然環境と社会環境。不安を増すより、何が必要なのでしょうか。言うまでもなく、防災意識と災害への備えは、その基礎です。健康づくりや近隣との交流も大切です❤️それと同時に、仕事の進め方も、一つの決まりきったやり方の支点だけを強化するのではなく、その支点が有効ではなくなった場合に、別の支点から業務を遂行できるよう、いくつかの支点を強化し、備えておくことは必要です❤️例えば、取り扱いやすさや利便性で、一社の特定の商品やサービスに傾きすぎていると不測の出来事で、その商品の納入にストップがかかった場合、事業自体が滞ることになります。また、新規事業開拓で、制度や他社の力を借り過ぎていると、真の意味での自社の力はつかず、望んでいる姿とはかけ離れた疲弊に陥ることもあります❤️要は、「このやり方に全てを賭ける」といった事業運営の仕方は、リスクを増大する可能性が高いということです。AIを使った詐欺被害も世界では、既に表面化しています。こうすれば、確実という事業はなく、だからこそ、経営者や役員の役割は、重要です❤️リスクを軽減するのは、どのような変化も起こりうるという事実を認識し、未然に、見抜き、賢明な選択を重ねてゆく安易さの入る余地のない姿勢です。大変なことですが、これをほとんどの経営者は、行い続けているわけですので、尊敬に値します❤️これからは、家政にも、それが求められてゆくようです。社会の流動化の可能性もある中、どのような変化にも軸足の支点を持てるような視野と対応力を養いたいものです。

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