試行錯誤の結果決まったかたちは、四角形!
最初は普通の鍋と同じような丸を検討していましたが、最終的にはこの形に落ち着きました。理由はいくつかあります。
一つ目、せりがおいしそうに盛り付けられる!
この四角の鍋、ポイントは尖った底の部分。少し底上げすることで、少ないスープで、十分な食材を入れられるようになっています。
鍋をするとき、食材が底に沈んで、きれいに盛り付けられない…ということ、ありますよね。この鍋なら、そんな悩みを解消できます。
特にせりは、熱いダシに通した時、きれいな緑色に変わる様子が魅力です。
そういう、せり鍋ならではの瞬間を見逃さない形になりました。
二つ目、保管しやすい。
重ねたりしやすいかたちなので、お店や問屋さんなどで保管しやすいというメリットがあります。今回のせり鍋は1人用~4、5人用まで、さまざまなかたちを検討しています。もし1人用を選択した場合、お店はたくさんの鍋を保管する必要があるので、重要な視点です。
三つ目は…。職人側の視点です。次の記事で詳しく紹介しますね!